極寒の冬キャンプ。
やってみたい気持ちはあっても、「本当に寒さに耐えられるのか?」と不安になりますよね。
僕も冬キャンプを始めたころは、足先が冷たくて痛くなったり、背中が寒くて途中で起きたり…。
とても快適とは言えない、「修行のようなキャンプ」になったことがあります。(笑)
- 実際に役立った冬キャンプ道具が知りたい!
- 極寒の冬キャンプでは、どんな寒さ対策をしてる?
- 雪や凍結で困ったときに役立つ道具は?
ただ、何度か冬キャンプを経験する中で、
「これは持ってきて正解だった!」「これがなかったら厳しかった…!」
と思える道具も少しずつ分かってきました。
この記事では、最低気温-12.0℃の冬キャンプも経験した僕が、実際に「持っててよかった」と感じた装備を7つ紹介します。
高価な冬用装備を最初から全部そろえる必要はありません。
これから冬キャンプを始める方の、道具選びの参考になれば嬉しいです!
僕も最初から全部持っていたわけではありません。
失敗しながら少しずつ道具を増やしていきました!
極寒の冬キャンプで持っててよかった装備7つ
今回紹介する冬キャンプ装備はこの7つです。
- NANGAのダウン寝袋
- ヒーターベスト
- ナルゲンボトル
- ワークマンのモンスターパーカー
- モンベルのヴェイルブーツ
- 鉄のスコップ
- 深雪用のU字ペグ
どれも冬キャンプを続ける中で、実際に助けられた道具です。
それでは1つずつ見ていきましょう!
①NANGAのダウン寝袋

冬キャンプで一番重要だと感じているのが、暖かい寝袋です。
僕が使っているNANGAの寝袋は、ダウン量800g。
ダウンなので軽量で、冬用寝袋としてはコンパクトに収納できます。
そして何より良いのが、寝袋に入ってから暖かくなるまでが早いこと。
外で冷え切った体のまま寝袋へ潜り込んでも、しばらくすると「あったけぇ…」となります。(笑)
僕の場合は外気温が-12℃まで下がった環境でも、しっかり厚着をすることで耐えることができました。
もちろん、寒さの感じ方には個人差があります。
寝袋の性能だけを過信せず、防寒着や断熱性の高いマットなどと組み合わせて使うのがおすすめです。
- 寝袋に入ってから暖かくなるまでが早い
- ダウンなので軽く、コンパクトに収納できる
- -12℃のキャンプでも厚着をすれば眠れた
- 結露による水濡れにも強い
冬キャンプで寝袋だけは妥協しなくて良かったです。
寒くて眠れないキャンプは、ガチで修行になります。(笑)
②ヒーターベスト

ヒーターベストも、一度使うとなかなか手放せなくなる冬キャンプ装備です。
そもそもベスト自体が暖かいうえ、電源を入れると背中やお腹がじんわり暖かくなります。
僕が使っているものは、モバイルバッテリーで動くタイプ。
弱モードなら、使い方にもよりますが1日程度はなんとか持ちます。
さらに暖かくしたいときは、ヒーターベストの上からモンスターパーカーを着るのがおすすめ。
外側のアウターが熱を逃がしにくくしてくれるため、かなり暖かく感じます。
ホッカイロと違って、暑くなったら温度を下げられるのも便利なところ。
- 温度調節ができる
- 必要なときだけ電源を入れられる
- 背中やお腹を広く暖められる
- モバイルバッテリーを使える
焚き火から離れて写真を撮ったり、キャンプ場を歩いたりするときにも便利!
「着る暖房」みたいな感じです。
③ナルゲンボトル(湯たんぽ)

冬キャンプでは、ナルゲンボトルを湯たんぽ代わりとして使うこともあります。
使い方はかんたんです。
- お湯を沸かす
- ナルゲンボトルへ入れる
- フタをしっかり閉める
- タオルを巻く
- 寝袋の中へ入れる
足先やお腹、腰など、そのとき寒い場所へ自由に移動できるのが便利です。
朝になるとさすがにぬるくなっていますが、僕が使ったときは冷たい水になるほど温度は下がっていませんでした。
そして僕がナルゲンボトルを気に入っている一番の理由が、湯たんぽ以外にも使えること。
専用の湯たんぽは基本的に湯たんぽとしてしか使えません。
ナルゲンボトルなら普段は水筒として使えますし、朝になってぬるくなったお湯も、料理や暖かい飲み物用の水として再利用できます。
朝のカップラーメンやコーヒー用に再利用!
1つの道具を何通りにも使えるのが良いですね。
④ワークマンのモンスターパーカー

冬キャンプには毎回持っていくほど気に入っているのが、ワークマンのモンスターパーカーです。
まず単純に、価格の割にかなり暖かい。
僕が購入したときは4,900円でした。
ワークマンの商品として考えるとそれなりのお値段ですが、冬用アウターとして考えれば手を出しやすい価格です。
カラーもダークグリーン一色。
無骨な見た目で、キャンプ道具との相性もバッチリです。
そして焚き火をする僕にとって大きいのが、火の粉で穴が開いてもある程度割り切れる価格なこと。
高価なアウターだと火の粉が飛んでくるたびにヒヤヒヤしますが、これなら気楽に使えます。(笑)
唯一気になるのは、若干重たいこと。
とはいえ僕は車でキャンプへ行くことがほとんどなので、多少の重さより暖かさを優先しています。
ヒーターベストとの組み合わせが最高!
寒い夜はこの2つにかなり助けられています。
⑤モンベルのヴェイルブーツ

冬キャンプを始めたころ、僕はワークマンで1,900円ほどだった冬用ブーツを使っていました。
しかし、冬キャンプで使ってみると足先がとにかく冷たい。
厚手の靴下を履いても我慢できず、もう少し本格的な冬用ブーツを買おうと決意。
そこで思い切って購入したのが、モンベルのヴェイルブーツです。
2万円台という値段を見たときは、
「たっか!!」
となりました。(笑)
ただ、実際に雪中キャンプで使ってみると納得。
とにかく暖かく、足先の冷えがかなり楽になりました。
さらに寒い日は、つま先用のホッカイロを組み合わせればかなり快適です。
ソールも雪道で滑りにくい素材が使われていて、凍った場所でも安心感があります。
- とにかく暖かい
- 足先の冷えがかなり楽になった
- 雪の上でも歩きやすい
- 凍った場所でも安心感がある
冬キャンプでは足先が冷えると本当につらい…。
値段は高かったですが、思い切って買って良かったです。
⑥鉄のスコップ

雪中キャンプでは、鉄製のスコップを1本持っていると安心です。
新雪を少しどかす程度なら軽いスコップでも十分ですが、問題になるのが、雪が解けたり凍ったりを繰り返した場所。
雪が解ける→凍る→また雪が積もる
これを繰り返すと、雪の下に硬い氷の層ができることがあります。
そこへペグを打ち込むと、撤収するときに氷にガッチリ固定され、抜けなくなることも…。
僕も実際にペグが抜けなくなったことがありますが、そんなときに鉄のスコップで周囲の氷を砕くことができました。
新雪のときはほとんど使いません。
でも氷ができているときの安心感は半端ないです!
ちなみに僕は見た目を重視して、柄が木製のスコップを購入しました。
無骨でカッコいいんですが、丈夫さを最優先するなら柄まで金属でできたスコップがおすすめです。(笑)
形状は先端が尖ったタイプより、四角い「角スコ」の方が雪かきをしやすいと感じています。
⑦深雪のとき用のU字ペグ

これは正直、出番はかなり少ないです。(笑)
ただし、深雪でキャンプをするなら持っていると安心です。
1mほど積もった雪の上にテントを設営したとき、普通のペグではしっかり固定できるか不安でした。
そこで使ったのがU字ペグです。
一般的な細いペグと違い、広い面で雪をとらえるため、柔らかい雪の中でもしっかり効いてくれます。
実際に使ってみると想像以上に固定でき、安心してテントを設営できました。
特に複数箇所をしっかり固定する必要があるティピー型テントでは重宝します。
とはいえ、1m近い雪の上でキャンプをする機会はそうそうありません。
僕自身、使ったのは2回程度です。
- 10〜15cm程度の雪:30cmほどの鍛造ペグ
- かなり深い雪:U字ペグ
使用頻度は低いですが、深雪キャンプでは頼れる保険みたいな存在です!
【番外編】ミニマルから外れたけど救われた装備
イワタニのカセットガスヒーター

これは完全に、勢いで買ってしまったキャンプ道具です。(笑)
ヒーターなんて無くても何とかなったし、荷物増えるしいらんやろ!と思っていました。
……使うまでは。(笑)
-9℃の夜に星空を撮影していたとき、手が完全にかじかんでしまったことがあります。
そのとき、このヒーターで手を暖めることができて本当に助かりました。
弱めで稼働させれば燃料も比較的長持ちします。
- 手元をサッと暖めたい
- 石油ストーブほど大きな暖房はいらない
- バーナーへ遠赤外線ヒーターを付けるのは少し怖い
「こんなの絶対いらんやろ」と思っていたのに、意外と使っています。(笑)
ティピー型テントを選んで良かった理由

冬キャンプを何度か経験して、ティピー型テントに変えて良かったと感じています。
一番の理由は、雪が屋根に積もりにくいこと。
初めて雪中キャンプをしたときは、コールマンのツーリングドームSTを使っていました。
ドーム型テントは、屋根の比較的平らな部分に雪が積もり、重みで徐々にへこんできます。
そのため、雪が積もるたびにテントの中から手で押したり、外へ出て雪を落としたりする必要がありました。
これが地味に面倒です。
さらに怖かったのが、木の枝からまとまった雪が落ちてきたとき。
ドサッ!!
という音とともに雪が落ちてくると、
「これ、テント大丈夫か…?」
とかなり不安になります。
ティピー型テントへ変えてからは、屋根全体に傾斜があるため雪が滑り落ちやすく、こうした心配がかなり減りました。
雪中キャンプでは、ティピー型の形状そのものが大きなメリットになります!
まとめ|冬キャンプ装備は困ったところから増やせばOK

極寒の冬キャンプというと、
「高価な冬用装備を全部そろえないと無理なのでは?」
と思うかもしれません。
でも僕自身、最初から全部そろえていたわけではありません。
寒い。
足先が冷たい。
ペグが抜けない。
雪でテントが大変。
そんな失敗を経験するたびに、必要だと思った道具を少しずつ増やしてきました。
最後にもう一度、今回紹介した装備をまとめておきます。
- NANGAのダウン寝袋
- ヒーターベスト
- ナルゲンボトル
- ワークマンのモンスターパーカー
- モンベルのヴェイルブーツ
- 鉄のスコップ
- 深雪用のU字ペグ
全部を一気に買う必要はありません。
- 寝るとき寒い → 寝袋や湯たんぽを見直す
- 足先が冷たい → 冬用ブーツを見直す
- 日中寒い → 防寒着やヒーターベストを追加する
こんな感じで、自分が実際に困ったところから対策していけばOKです。
僕自身も失敗しながら少しずつ装備を増やし、今では氷点下のキャンプも以前よりずっと快適に楽しめるようになりました。
冬キャンプは寒いですが、澄んだ空気や雪景色など、冬にしか味わえない魅力があります。
しっかり寒さ対策をして、冬ならではのキャンプを楽しんでくださいね!






